夏休みのト~タ

今週は、夏休みの子どもみたいです。
締め切りもないし、打ち合わせも少ないし、
だから久しぶりにたっぷり走れています。

僕のランニングコースは、ホノルルマラソンに出ることが決まった
3年前からずっと同じ。何の変哲もない国道沿いです。
確かにパッとしないけれど、
道路に並行して小さな川が流れているんですね。清流とは言い難い。
でも、カモやサギがやって来たり、コイやカメなんかが棲んでいて、
それはそれで和む風景を見せてくれます。

この前の晴れた日の夕方、いつものように帰路で川沿いを走ったら、
トンボが群れをなして旋回していました。
いっせいに羽化したんだろうなあ。そういう時間帯だったに違いない。
逆行の西日に照らされて、光の粒が舞っているようでした。

どのトンボも、ついさっきまではヤゴだった。
ヤゴだった時代の仲間の何割かは鳥や魚に食べられて、
ヤゴになる前の卵のときもちゃんとかえることができなかった
同胞が相当数いたはずで、そうした危機を乗り越えて
トンボになっても、無事に交尾と産卵を終えられる連中は多くないかも。

自然ってそういうもの、です。淘汰から逃げることはできない。
じゃ、人間は?
などと夏休み中には答えにたどり着きそうもないテーマが一瞬浮かび、
やがて滝のような汗といっしょに流れていきました。


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