借り物生活
借り物というのは落ち着きませんね。
いつか返さなきゃいけないってこともそうだけど、
自分でそれを選んだ理由というか責任が持てないので、
なんというか、「本当は違うんですよぉ」と
常に口の中でぶつぶつ言ってる感じ……。
スペインのナオちゃんにまで心配かけたんですが、
火曜日にクルマが壊れ、以降は親切なクルマ屋さんの
計らいで代車生活です。
日本製の白のワゴンのシャコタン。フロントエンドが異様に低く
コインパーキングに頭から入れようものなら
ガリッと引っかかります。昨日は2回やりました。
後席からリアまでの窓ガラスに黒いスクリーンが張ってあります。
独特な香りを放つ芳香剤がどこかに潜んでいます。
あと、オーディオのスイッチを入れたまたエンジンを切り、
再び掛けるとスピーカーが爆発しそうな大音量になります。
3回ほど鼓膜の危機を感じました。
まぁ、下品です。僕のクルマだって上品とは言えないけど、
あれは野蛮なだけです。
しかし、人からはどう見えてるんでしょうね。
案外目立つらしい自分のクルマを運転しているときは
そんなことまったく考えません。でも、シャコタンであれ
実は個性の弱い国産ワゴンに乗っていると、
なぜか周囲の視線が気になる。むしろ誰も見ていないなのに
何か言われた場合の言い訳を用意している。
借りといて何ですが、淡水魚が海で泳ぐみたいに居心地が悪い。
やっぱり、借りたものは早めに返しましょう。
できれば僕も、1日でも早くご返却したい。
がしかし、クルマ屋さんから連絡なし。
故障の試練は続きそうです。
