たまに
たまに食べると、けっこう旨いもの。ドーナツ。
撮影中、昼食に割ける時間がないことを悟った瞬間、
ふと通りかかった売店にそれがありました。
小ぶりだけど厚みがある、デフォルメされた土星の輪のよう。
世代的にエルビスの呪いが気になるけど、
かぷっといったらすわっと香ばしかった。この前はいつ食べたんだろう?
自分で買うことが滅多にないことは確かです。
たまに飲むと、懐かしくなるもの。カルピス。
特別な思い出などなく、かつてのラベルにも思い入れはないけれど、
冷蔵庫で見かけるだけでうれしくなるのはなぜだろう?
初恋の味だから? どんな味だっけ?
僕はつい濃くつくっちゃいます。この前はいつ飲んだんだろう?
それも自分で買った記憶はないんだなあ。
たまに思い出すと、しょっぱくなるもの。梅干し。
まだ実家にいたころの梅干しは、母親の姉妹、つまり叔母さんが
送ってくれたものでした。
シソもいっしょに漬かっていて、こうして書いているだけで
唾がざんざん沸くくらい、強烈なしょっぱさでした。
痛いくらいなのよ。だから、好きかと聞かれたら
嫌いと答えるかもしれない。なのに、時々無性に食べたくなる。
もうずいぶんご無沙汰してるなあ。それも自分で漬けることはなく、
あの叔母さんもずいぶん歳を取ったんだろうと思います。
今日は香川へ。うどん食わずに帰れませんぜ!
