平民苗字許可令だって

1870年の今日、平民苗字許可令が発布されました。
ったく許可令なんて、実に不遜な響きですね。
まぁとにかく、一般庶民が苗字を持つことを許されて以来
139年の間で、およそ30万種類の苗字が生まれたそうな。

さて、あなたは苗字と名前、どちらで呼ばれることが多いですか?
僕の場合は、そうだなあ、およそ8対2で名前ですね。
変わった名前というのもあるけれど、個人が立つべき仕事をしている
こともあって、我の強いほう、
つまり名前で呼ばれる機会が多くなるんだと思います。

すっかり回数が減ったのは、苗字呼び捨て。
限られた何人かの先輩が「タムラッ」と呼ぶだけで、
これは年長さんになった影響が大きいんでしょう。
苗字を呼び捨てされると、そこに突如上下関係が生まれて、
怒られてるみたいというか、背筋が伸びる感じです。
ゆえに苗字というのは階級的で、いわば公式な存在なんだろうなあ。

苗字と名前の関係で思い出したのが金八先生です。
確か金八先生は、生徒の多くを名前で呼んでましたよね。
それだけ金八の名前が広く使われていても、
職員室の先生たちからは坂本先生と呼ばれていた。
そういう違いを設けることで、子供の社会と大人の社会の差を
表現していたのかもしれませんね。どうかなあ。

互いをどう呼ぶかというのは親しみの距離感に直結しています。
そんなわけで僕は自分の名前をダシにして、
できるだけ相手も苗字じゃないほうで呼びたいなと思っております。
階級的で公式なことが苦手な、なんとも未成熟な大人ですけれど。


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