世界を変える人
テレビ東京の『世界を変える100人の日本人』、見ました?
藤波“ダーリン”貴久選手、前半に出てましたね。
ナオちゃんも、街の人から「奥さん、かわいいのよ」なんて評判で、
自称親戚のおっちゃんは鼻高々でした。
同じ番組で紹介されていた、スペインの闘牛に挑戦した日本人、
濃野 平さんのエピソードも興味深かったですよ。
まず、スペインの闘牛士ってのは国家資格だということ。
それから、その資格を取ったけれど出場機会がなかった濃野さんは、
何かの記念大会で観客席から闘牛場に飛び込み、
いきなり牛と戦いはじめたんだって。
もちろんそんな乱入は許されないから現行犯で逮捕。
だけど、その事件がスペインの人々に受けちゃった。
それはきっと、スペイン人がただ単純に
騒ぎ好きってことじゃないと思うんです。
覚悟への尊敬じゃないかな。そこまでして自分たちの文化や伝統に
入り込みたい異人の肝の据わり方に対するね。ダーリンもそう。
世界戦にデビューしたてのころから思いっきり飛んでみせた。
で、スペイン人につけられたニックネームが、
フジナミ×ガス(全開!)=FUJIGAS。
そうしてトライアルや闘牛の歴史に日本人の名前が加えられて、
文字通り世界は変わってゆくんでしょう。
そして、多義的に世界をとらえれば、もっとも大きく変化したのは
ダーリンや濃野さん本人たちの世界じゃないかと思うんです。
それについて書き出すと長くなるので割愛しますが、
何が言いたいかというと、世界というのは地図上だけでなく、
僕らの内側にもあるってこと。スペインにいようが日本にいようが、
自分の地図を書き直そうと頑張っているヤツは、
世界を変える人なんですね。
3年間ともに仕事してきた若い編集者が今日からフリーランスになります。
その覚悟に、心から敬意を!
