対症療法の日々

対症療法=たいしょうりょうほう。恥ずかしい話ですが、
僕はずっと、対処療法だと思っていました。
言い訳ですけどさ、テレビなんかでその単語が読まれるとき、
おおむね「たいしょりょうほう」って言ってたような気がするんだ。

お腹が痛い→胃薬を飲む。これが対処、いや対症療法。
それで一時的に胃痛が治まっても、また明日痛むかもしれない。
たとえば職場の人間関係の悩みとかで。
そうした問題まで立ち入って治療を考えるのが原因療法。

どっちが完治に近いかと言えば、そりゃ後者ですね。
でも、物事そううまくは行かない。人間関係を自分に有利にする
特効薬があるとも思えない。もしそれが発明されて自分が飲んだら、
他の誰かの胃痛を生むかもしれないしね。
あ、みんなで同時に服用したらいいのか? そしたらどうなるんだ?

原因がどうであれ、痛みという表面的な問題を即座に取り除きたい。
そうして僕らはいろんな場面で対症療法に頼っています。
仕方がないよね。原因治療する時間がないもの。
だけど、時には何が原因なのか、じっくり考えてみたいものです。
というか、そういう時間こそが治療に役立つかもしれないじゃない。
ゆっくりコーヒーとか飲みながらさ。
あ、コーヒー飲み過ぎなんだと気づけるかもしれないし。そんなオチ?

寝不足の続いた後の僕は、夕食後にばっくり寝入ってしまいます。
やるはずだった作業が滞り、目が覚めた途端にあわてて取りかかる。
う~む、オレの人生、対症どころか応急の連続じゃないか……。


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社