自転車、半笑い

僕の自転車は、アレックス・モールトンです。
自転車通の方なら「おおっ」となるかもしれません。
超初期のライセンス生産モデルのMPB。
実は買ったんじゃなく、フリーランスになる前に勤めていた
編集部からお餞別でもらっちゃったのでした。

自転車の素晴らしさを自慢したいわけじゃなく、
アレックス・モールトンというのは人名で、英国製小型車ミニの
サスペンションを設計した人物でもあります。
本来は自動車工業の人なんだけど、50年代のイギリスでガソリンが
配給制になったとき、「もはやクルマはあかん」と考え、
自転車をつくっちゃったのであります。

そのモールトンに乗って東京をチャリチャリ。
大江戸八百八坂というだけあって、アップダウンに辟易しますね。
23区だけで600以上も名前のついた坂があるらしいですよ。
名前のない坂というか、幹線道路にもゆるやかな起伏があって、
ペダルの重さがしょっちゅう変わる。
その度にいちいちもたつく僕の脇を、慣れたサイクリスト
(っていうのかな?)がスラ~ッと抜いてゆく。
別に悔しくないぜ、と半笑いですわ。

ま、脚力に関しては誰に文句を言うでもなく、
いずれにしても自転車が走る場所はないですね。
歩道も車道もやっぱり危険です。
これだけ自転車が流行っていながら、あるいは自転車がエコに
効果的な乗り物であるなら、もちっと何かしら安全に走れる
方策があってもいいんじゃないかと思うなあ。

なんだか今週は文句ジジイですね。明日はマラソン大会。
移動手段のひとり万博みたいなオレであります。


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