現ナマを立たそう
月給でも日給でも原稿料でもいいんですが、
最後に現金でもらったのはいつですか?
この質問、世代によっちゃ、「それって現金でもらえるもんスカ?」
って聞き返されるかもしれないな。
最近じゃ給与明細すら手渡されないらしいですね。
ケータイからアクセスして支給額がわかるシステムなんだって。
ありがたくねェ、って言っちゃいましたさ。
昔は、少なくとも僕が20歳くらいのころは茶封筒に入った現金で
お給料をもらってました。あっという間に数え終わる枚数とはいえ、
現ナマですからね、そりゃビビるわけです。
これ落としたら今月ヤバいとか思いながら帰る。
そういう日はむしろどこにも寄らないで。
と同時に、労働の実感も味わえたわけです。
獲物を肩に担いで意気揚々となる狩人みたいに。
バブル期にはボーナスが立った、なんて話もよく耳にしました。
そんなこと聞くと単純に、うわスゲっ、オレもって思ったもんです。
だからさ、こんな時期だからこそボーナス現金化ってどうなんでしょう?
その日は会社に現金輸送車が横付けされるんです。
警備員がわさっと取り囲んでね。で、上役の誰かの封筒を立たせる。
実際は段ボールとか差し込んでるんだけど、
神話をつくらなきゃいけないから。若者を奮起させるために。
いやまぁ子供みたいなこと言ってる自覚はありますよ。
でもね、データ上の100万円より手元の1万円のほうが輝くこともあり、
目に見えるわかりやすさが人を動かすというのも事実です。
ありがたみって、それくらシンプルなところに芽生えるんじゃないか
と思うんですけど、どうですか?
