明治から変わっていない
こんなニュースがありました。
「雑誌100タイトルの配信サイト、28日から実験的に実施」
公募モニターによる有料配信のテストも行うそうです。
ふむふむ、それはまぁこの時代にないことじゃないと思いますね。
それよりもショックだったのは、この実験を行う日本雑誌協会の
方のコメントでした。
「出版業界の流れは明治時代以降、変わっていない……」
本音のところを言えば、インターネットで雑誌を読みたくないです。
マウスでクリックするのと、指でページを繰るのはまったく違う
情動を生み出すはずだし。
他の調査によれば、雑誌がネットで配信されたら40パーセント以上の人が
「読みたくないよなあ」と答えた報告もあって、
そういう人たち全部が明治時代から変わらない感覚なわけですよね。
んじゃ、その古臭いとも言えるし伝統にもなり得る感覚を生かす方法は
万策尽きたんだろうか? とも思うんです。
雑誌に限らずいろんな分野でものが売れなくなってきて、
それはおおむね不況のせいになっていたりしますが、
どこかで自分も関わっているはずの時代の流れに責任を押し付けるのは
ちょっとずるいかなあと。さらに青臭くカビ臭い僕などは、
どうしたら売れるかより、どうしたらおもしろくなるかを
常に考えていたいと思うのです。
おもしろかったら売れなくたっていいや、なんて挑戦や言い訳が
しにくい状況なのもよくわかっちゃいるんですけど。
たぶん、これまでにない条件で試される時期なんでしょうね。
ピンチだけどチャンス。気分に流されずに機運をつかむってことだなあ。
実はさ、ドラマチックなことが起こりそうな時期かもしれないですね。
