お待ちかね!

失ってはじめてその大事さを知る。
別な言い方をすれば、失わなければ大事さに気づけない。

マイケル・ジャクソンの話です。
『This is it』、まだ上映されている館もあるそうですね。
もう去年のことですが、幾人もに「見た?」と聞かれました。
見てないと答えると、アホを見下すように「信じられない」と言われ、
あれはDVDでじっくり見たいかもと言葉を重ねると、
「DVDも買うけど映画も見なきゃダメだ」とかぶせられたんですよね。

その幾人とはそれまで一度もマイケルの話をしたことがないんです。
だから彼らがそれほどのファンだとは知らなかった。
おそらくは僕をそれほどのファンだと思って話してもいないはず。
なんというか、国民的行事だったんだろうなあ。
少なくとも80年代に若者だったなら、ファンであるとか以前に
マイケルを見過ごせないってことなんだね。

それにしても僕らは、とてつもなく大きなものを失ったみたい。

訃報が多くて、その人について語り出すとすべてが生前になり
なぜ死後になっていくつもの素敵な物語がよみがえるのか、
残念と言えばそれが最大かもしれないと思います。

そう言えば、「そんなにすぐにDVDになるはずないじゃん!」と
誰かが断言した『This is it』は、来週の26日に発売されるらしい。
僕にとってはお待ちかね。まさにThis is itですね。
遅ればせながら、こっそりみんなの感動に寄り添うつもりです。


T・T ディレクトリー   リンクフリー   プライバシーポリシー      運営会社