龍馬縛り

知る人は知る、知らぬ人にはどうでもいいドラマ好きでありんす。
さて『龍馬伝』。ご存知NHKの大河ですが、一昨日の日曜日までに
4話が放映されました。ここまでの感想を勝手に述べますとね、
主人公の坂本龍馬がまだ役者さん以外に見えてこないんです。
それがいいことなのか悪いことなのか、これまたまだ判断できない。

いずれにせよ、作り手だけでなく見る側も試されていると思いますね。
それぞれの龍馬像や、あるいはこの幕末という時代の在り様に。
実在した人物の物語化って、本当にむずかしいんだと実感します。
しかもそれが近い過去で写真なんかが残っていたりすると、
どうしても似せるという縛りがちらつくでしょ。

12月に飛行機のなかで見た映画『パブリック・エネミーズ』でも、
やはり実在の枠を感じました。
ジョニー・デップ演じる天下の大泥棒ジョン・デリンジャーについて
僕はほとんど何も知らなかった。相当に無茶な男なんだろうけど、
しかし実在したという点で物語自体に実話の縛りを感じました。

それがいいことなのか悪いことなのか、僕には判断できない。
その一方でジョニー・デップがカッコよかったんだからそれでいい、
という見方もあって、それはたぶん『龍馬伝』でもアリなんだろうと。
映像も特殊で引き込まれるものがあるし。

大河ドラマって時系列で展開してゆくでしょ。
だから現時点で多くを語っちゃいけないのかもしれませんね。
で、いま気づいたんだけど、僕はこのNHKの1年連続ドラマを初回から
通して見たことがこれまでになかったんですよね。
それ自体が僕にとっても大河的挑戦になるわけです。
どこまでこのドラマに縛られるのか、そこも興味があるのですよ。


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