心を砕く
心を砕く、という言葉がありますね。
「心配する、気を遣う」というような意味を持つ慣用句ですが、
なかなかに不思議な表現です。
なにしろ実態が定かじゃない心を砕くってのは、
果たしてロジカルなのかフィジカルなのか?
いや、そういう言及の仕方でこの日本語の真意はくめないでしょうね。
いずれにしても、ひとり密かに心配するだけではなく、
その思いを何かの形に表している状態を指すんだと思います。
たとえば誰かが亡くなったときに、その親族にお悔やみを伝えるとか。
それがたぶん、砕かれた心の破片なんだろうなあ。
伝えられたほうは、それを大事に自分の掌におさめる、というような。
何かにつけマイケルの話題にリンクしますが、いまから25年も前に
発表された『We are the world』が再録されるそうですよ。
当時のプロデューサーだったクインシー・ジョーンズが地震被害で
困窮しているハイチを救済するために、
前回と同じように有名アーティストに参加を呼びかけているらしい。
そのレコーディングが明日2月1日に予定されているんだって。
こういう心の砕き方には素直に共鳴したいです。
ちなみに僕は、1985年発売の『We are the world』を持っています。
LPなんだよね。あの頃といまじゃ、世界はどう変わったのかな?
砕いた心の破片は、ちゃんと届くほどに狭くなったんだろうか?
