SLとジャンボ
公園で展示保存されていたSLが再び走るために運び出された、
というニュースを見ました。すげぇなぁと思ったんですね。
想像だけど、最近はそのSLに誰も注目してなかったはずです。
それを保存状態がいいってんでJRの工場に運ぶなんて、
ほぼ奇跡に近い話じゃないかなあ。
きっと心ある人たちが動いたんだろうね。
子どものころに住んでいた家の近くの公園にもSLが展示されていました。
披露されたときはお祭りでしたね。もう毎日のように見に行ってた。
でも、黒くてでっかい姿には不似合いなほど狭い場所に押し込まれて、
なんだかかわいそうだった。で、そのうち足を運ばなくなりました。
たぶんいまもそこにあるんだと思います。雨ざらしでね。
やっぱりちょっと悲しいよね。
この時代にSLを走らせるためには、夢や希望を軽く抑え込むほどの
現実的な困難があります。
熊本県の肥薩線でも40年ぶりにSLを走らせる計画が浮上し、
その実現には10億円かかると試算されたそうです。目まいがしそうな額。
でも、やっぱり見てみたいんですよね。ノスタルジーとかではなく、
人間がつくり出した機械が放つ熱や匂いや力というものを。
そして他方、JALの一件も連日ニュースで報じられておりますが、
なんやかんやで747-400全機を退役させるそうですね。
確かになんやかんやな状況だから仕方ないけど、
ジャンボジェットがなくなるのもさびしいよなあと、
単に無邪気な乗り物好きは思うのでありました。
