目を大きく開けて!

僕らは結局、過去にしか縛られない。たとえば予言であれ預言であれ、
それが詩や歌や書物や言い伝えでも、発せられた瞬間に
すべては過去のものなんですよね。

ノストラダムスの大予言も、最近ならマヤ暦の2012年とか、
それら未来について語られることはみんな過去からやって来て、
いまを生きる僕らが本日的な解釈を行い、なんとなくそわそわと怯える。

だけどさ、本当のところ未来とか、もっと至近な5分後の事態なんて、
やっぱり誰にもわかんない。わからないことは怖い。
怖いから悪い予想ばかりする。そのほうがむしろ安心できたりするから。

そしてまたまたテレビの話ですけど、夕べのNHKスペシャルで
アルペンスキーの競技中に大怪我した選手がなぜ恐怖を克服できたか、
その理由を科学的に分析していました。
瞬きしないんです。スキー板に託した体を猛スピードにさらすとき、
一瞬の瞬きすら情報収集の妨げになるんだと。

あるいは、事故の記憶に立ち向かうため、
迫りくる恐怖から一切目をそむけないんだというんです。
何が起こるかわからない。だから前を見る。

よくよく考えてみると、実に現実的に、未来は僕らを縛らない。
予測不可能な存在にそんな力はないのかもしれない。

いや別にどうしたってことではなく、ましてや大発見なんかじゃなく、
それこそずっと昔の人がとっくに気付いたことなんだけど、
ちょっと悔しくてね。過去ばかりに縛られて未来を曇らせるのが。

さぁ目を大きく開けて新しい週を迎えよう! 僕は今日から宮崎です。


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