理科
小学校の先生の5割近くが理科を苦手にしているらしい……。
ちょっと前のニュースです。
ということは、教える側の苦手意識が教わるほうにも伝わるのは
必至だろうと、然るべき機関が警鐘を鳴らしたそうで、
「科学技術立国を脅かす深刻な問題」なんだそうです。ふむ。
その一方で、小学校の先生になろうとする人の多くは文系出身で
しかも教職資格認定試験は算数と理科を除外できるそうな。
なるほどね。制度と実態が伴っていないわけだ。
いずれにせよ先生がそれじゃあさぁと呆れる前に、
考えてみたらほとんどの科目をひとりの先生が教えるやり方に
無理はないのかなと思いました。
僕みたいにむらっ気ムラムラの人間はまずできませんね。絶対に偏る。
理科もね、嫌いじゃなかったんです。でも、化学反応が示す可能性や
いろんな法則を発見した人たちの素晴らしさに気づく以前に、
勉強という名の縄でくくられるみたいな窮屈さに逃げ出したんだ。
大人になってから知った理科はとってもおもしろいので、
ずいぶん損したなぁといまならそう思うけど。
そう、大人になって気づくのは、先生は至るところにいる、
ってことなんですよね。どこでも学べる。
「山に来たらいいんだよ。そこら中に理科はあふれてるぞ」と
宮崎で会った農家民宿のご主人ならそう言うだろうなあ。
