安くも確かな幸福
気がつくと、って気がつくのが遅すぎるけど、
ほぼ毎晩お酒を飲んでから寝るようになっていました。
とは言え大した量じゃないんですよ。缶ビール1本と赤ワインを2杯。
それで十分。かなり酔っぱらえる。
父親は静かな大酒飲みだったけど、僕にはその遺伝子が
あまり働かなかったようで、幸か不幸か酒が弱いという自覚があり!
さっき見た『ホンマでっか!? TV』でもお酒の話題に触れていて、
要するに適度ならリラクゼーション効果のある薬になるし、
過度なら脳を委縮させる毒になるんだと、例によってナイスな
先生たちが説明していました。
さて、現在の僕の飲酒量は適度か過度か?
厳しいジャッジを下せば、いささか依存症の気はあるかなあと。
あと、ビールに関してはこだわり過ぎ。黒ラベル以外は飲みたかないと
それは意固地ですね。ワインに関しては大雑把ですけど。
その一方で、リラクゼーション効果は大です。
そりゃもう身も心もふにゃふにゃ。「ああ、今日もちゃんと終われた」
と思えるのが何よりうれしい。
そんな状態に陥ると涙線もゆるゆる。しらふなら泣かないだろう
テレビドラマでも簡単に溺れますから。
この前なんか、録り置きしといた『ポニョ』のラストで号泣ですよ。
「涙しょっぺ~」とか言いながら赤ワインをすすってるとね、
体のどこかにうずくまっていた張りが全部ほぐれるみたいで、
見事に脱力できる。ぐにゃぐにゃのぽにゃぽにゃ。
安いなあ。実に安い。でも、確かな幸福であります。
んじゃ今晩は、何見て泣こうかなあ……。
