どんぶり勘定

どんぶり勘定ってのはいい意味では使われませんね。
大雑把で無計画で、つまりはいい加減ってことになってます。
書いたそばから耳が痛むなあ。

僕はまったくのどんぶり野郎で、たとえば旅支度にそれが顕著です。
とりあえず持ってけ、みたいに詰め込むから、およそバッグはパンパン。
そのくせ最小限の荷物で旅する人に憧れたりするんだよなあ。

で、どんぶり勘定のどんぶりは、丼由来じゃないんですって。
チンチロリンあたりから来てんのかと思ったんだけどね。
このどんぶりは、職人さん御用達の腹掛けの前身頃に備えられた
物入れの名称で、そのどんぶりから気前よくお金を出し入れする様子に
端を発して、どんぶり勘定という言葉が生まれたそうです。

でもって、なぜどんぶり勘定の話をしているかというと、
大津波警報から転がりました。過大な予測だったんだとか。
そりゃ確かに精度うんぬんを問われたら謝るしかないだろうけど、
過小よりうんとよかったんじゃないかと思いませんか? 不謹慎かなあ。

さらにどんぶり勘定を転がしてみたら、ウチの母親にたどり着きました。
風邪っぽいかも、なんて口走ったりしたら、
「じゃ顆粒のビタミンCとリポビタンDを飲んどきなさい」って
必ず言ってました。まぁ、ひとまず従っておきましたよ。
本当に効くかどうかなんて聞き返すのも面倒だから。

愛って、それくらいどんぶり勘定なもんだろうと、そう思うのですよ。


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