CR-Z

話題の旬は過ぎた感があるけれど、ホンダのCR-Zに乗りました。
ちなみにシィアール・ジィと読みます。
このクルマ、メディアではハイブリッドのスポーツカーと呼んで
騒いだけれど、当のホンダさんはそう言いたくないと聞きました。
それはね、乗ってみたら「そうかも」と思ったりしたのです。

試乗したのは6速のマニュアル車。いまどきMTってのが
往年のクルマ好きにスポーツカーを思い起こさせたわけですが、
いささか込み入った話をすると、かつて6速MTというのは、
もっとも力の出る高いエンジン回転域をさまざま場面で保つことを
目的に採用されました。日本を代表するスポーツカー、
日産GT-Rが6速MTなのも、おおむねそういう理由です。

けれどCR-Zの場合は、省燃費を実現する低回転を保つため、
6速のギヤで効率よく割った感じです。エコモードのボタンを押すと
何と1900回転あたりでシフトアップを指示してきます。
それじゃエンジンがガタつくんじゃないかと心配したんだけど、
ぜ~んぜん。実に滑らかに走る。

いちばん驚いたのは、過去の燃費状況のアナウンスでした。
正確なセリフは忘れましたが、「昨日の燃費は……」と
クルマが語りかけてくるんです。
そういう情報の提供に迫られることからしてスポーツカーの
ジャンルに外れるかどうかはさておき、
少なくともハイブリッドカーにとっては燃費が最重要課題だってこと
よ~くわかりました。最初はニュース速報かと思ったもんなあ。
ラジオつけてもいないのに突然でさ、ビックリしたよ。

とか言いつつ、僕はCR-Zに好印象を持ちました。カッコいいよね。
後部座席はどうあっても頭が当たるけど、そういう割り切りも含めて。
久々におもしろいと感じた日本車ですよ。


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