薄っぺらかった27年前
ちょうど10日前に書いた、空振りに終わった27年振りの同窓会。実は昨日、無事に開催されたのでした。
幹事さんが日付けを間違えて僕に伝えたのが理由です。
で、集まったのは6人。うち2人はすぐにわかったけれど、他の3人は
すぐに思い出せなかった。ここだけの話、おひとりだけは同じ会社にいた
映像が最後までよみがえりませんでした。ひどいよなあ。
でも、そのおひとりは僕を覚えていてくれて、
「ビリー・ジョエルが好きでさ、ムキになって話してたよ」と言われました。
ビリーは確かによく聞いていたけど、そんな会話をした覚えがない。
本当に申し訳ないことで……。
なんだかびっくりするくらい僕には当時の記憶がないんです。
だから、なんというか発見が多かったですね。
いちばん驚いたのは、名字ではなく名前で呼ばれていたこと。
そんなことすら忘れてた。
その理由で思い当たったのは、仕事に身が入っていなかった事実です。
二十歳前後の若造でしたから、自分が何をしたいのか、何をするべきか
ばかり考えていたんですね。その会社を辞めた後は現在の仕事に
通じる道を歩いてきたから、そこで会った人たちのことはよく覚えてる。
嫌で仕方なかった時期を過ごしたわけじゃないのに、
周囲に対する意識が薄いと記憶も乏しくなるんだと感じ入りました。
27年前の自分に会ってみたいよね。もし本当に会えたらなんて言うかな?
だいじょうぶ、かなあ。
薄っぺらくて頼りなかった自分を覚えていてくれた人たちに、感謝です。
