鋼棒の40年

金曜日だったかNHKのニュースで知ったことですが、本日27日、
日本で行われている鋼材の変形試験が世界最長記録を更新するそうです。
直径1センチ、長さ13センチの炭素鋼棒を電気炉で400度に熱し、
約2.4トンの重りで引っ張り続けるテストなんですが、
その期間がなんと1万4853日。テスト開始は1969年ですよ。
生まれてました? 僕は7歳になる年でした。

途中1年間の中段はあったものの、40年あまりもの間、
延々と試験は行われてきたわけです。
素敵な誰かに恋をして告白してOKもらってデートしてケンカして別れて、
また誰かに恋をして……、という方面ばかりじゃなくてもいいんだけど、
とにかくいろんなことが起こる僕らの世界の片隅で、
その鋼棒は熱せられ引っ張られてきた。ジリジリと、ギリギリと。
そうして2000年にドイツで達成された記録をブレークするのです。

地味と言ってしまえばそれまでだけど、コツコツ積み重ねることの
大事さを思い知らされますね。というか、特別な才能がない僕は、
コツコツやりさえすれば何か成果を得られる事実に
救いを求めているのかもしれないなあ。


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