恐怖の館?

ちょっとインターバルをいただきまして、ついに再開です。
ウランバートルでの仮住まい。かなり立派なホテルなれど、
不思議な現象に悩まされたりもするのです……。

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数日後に三度目のモンゴル人化を控えて、ふと、ウランバートルでのホテルの部屋が気になってきた。特にこだわりがあるわけではないのだが、なかなか侮れないのがモンゴル。ホテル自体、割と歴史があるらしく古い匂いはするのだが、その分落ち着いているというか、規模も大きいし以前にも書いたが基本的に過ごしやすい。

しかし、ここまでの滞在で、実は様々なトラブルに見舞われていたのである。最初は部屋の「電気」だった。

「さーて、寝るか」と部屋を暗くしたある晩、消したはずの電気が突然点灯……。

部屋の照明は、ベッド脇のボード上に置かれている基盤のタッチボタンによって各所を集中管理しているシステム。ホテルの雰囲気と相反して、なかなかのハイテクぶり。そのボタンに触れるたび「ピッ」という電子音が鳴る。
いきなり消えた照明に若干「ん?」と思いつつボタンに触れ「ピッ」と消灯。しばらくすると恐ろしいことに「ピッ」とまた点灯! な〜んか嫌な予感がしつつ再度「ピッ」———。

「ドリフみたいだなあ」なんて思ってると「ピッ」「ピッ」「ピッ」「ピッ」「ピピピピピピピピ」。あり得ない速さで点いたり消えたりし始めるではないか!!! 「これってひょっとして心霊現象か!?」、なんて思ったりもしたが、怖いというよりとにかく音がうるさくてイライラしてきた。

基盤を叩いたりしつつ、あれこれもがいてたらパタりと止まってくれた。もう眠かったのでこのチャンスを逃すまいと急いで寝入る。

翌朝目が覚めシャワーを浴びてると、今度は突然ライトが消灯。

俺、思ったね。「このシャワーカーテンの向こうに血だらけのチンギス・ハーンでもいんのかなあ〜」
幸いカーテンの向こうには誰もいなかったので、気にしないことにして、迫る集合時間を気にしつつ急いで部屋を後にした。すると今度は廊下の様子がおかしい……。

なんてもったいつけてみたが、なんちゃない。要は全館停電! 暗〜いロビー集合の朝となったのであった。ちなみに滞在中に2、3回は全館停電になった。

別の部屋にて。今度は電気が消えない。例のボタンにいくらピッピ触れても全く反応しない。レセプションに連絡して直してもらうと、どうやらこのハイテクスイッチ、故障が多いらしいぞ! だから前室での心霊現象も、どうやらハイテクの調子が悪かっただけなのだよ。ふ〜、一安心。

以上のことからこのホテル、電気系に弱点があるのを俺は見抜いたぜ(得意げに)。
他にも色々とトラブルを挙げようと思ってたのに『電気』だけで結構長くなってしまった。今回の部屋にいろんな意味で期待しつつ、残りはまた後日。(7月11日)

得意げに見抜くほどの弱点でもないような気がしますが、実は内心かなりホッとしたんじゃないですか。ねぇユースケ君? (T.T.)


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