東京の梅雨、モンゴルの雲
どんなに頑張っても、自然の営みには勝てません。
だから、時に待ち、時に先読みして行動します。
馬上のユースケくんも、照明さんもカメラさんもそうです。
実は先週一時帰国。東京に着いて、恐ろしく手強い湿気にかなりタジロイだ。
そうだよな、こっちは梅雨真っ盛りだもんなあ。ま、今日は若干涼しくて過ごしやすいが、やはり一日中雨。こんなときは「モンゴルのほうがいいなあ」なんて思ってしまう。乾燥し過ぎの感はあるが、やはりあのカラッとした天気は何ものにも代え難い!
モンゴルの日差しは基本的に強力なのだが、太陽が雲に隠れたりすると、途端に体感温度が下がる。撮影中に日が雲で陰ってしまい、切れ間を馬上で待ってたりすると、時には寒く感じることすらある。標高1500メートルくらいの場所らしいから、日本の避暑地みたいなもんなんだよな。
あ、馬上にいるとき思ったんだけど、照明さんやカメラさんってすごいよなあ。草原では、たとえ晴れていても雲はゴンゴン流れているから、太陽光の強さって一定じゃないんだ。日差しが強い分その強弱はわかりやすいんだけど、その移り変わりを常に追っていって、画面上ほぼ同じ明るさに保って見せなきゃならないんだから、ありゃもう神業だよ。
「あと、○分で日が出るぞ〜、用意して〜」なんて言うと、ホントにその時間で見事に雲が切れるんだぜ!
「空と会話してんだなあ、きっと」。なんて感心したことを、東京で蒸されながら思い出すのであった。(7月5日)
現時点では日本もさわやかな時期ですが、「手紙」の時間はまだ梅雨です。蒸した気分を思い出して読んでください……。(T.T.)

