モンゴルの金銭感覚
大詰めを迎える撮影。クライマックス直前にできた
ほぼ最後の休日。街に繰り出したユースケ君は、
もはやあらゆる感覚がモンゴル化していた、というお話です。
久々に休み。というか、実はこれまで何日か休みはあったのだが、自分の出番がなくても勉強勉強って感じで現場に毎日顔を出していた。しかし、今日は他のキャストの方々も芝居のシーンがなかったので、ちょっと一休みとなったわけだ。
昼頃まで死んだように寝ていたが、午後から街へ。もう明らかに涼しくなっている。夕方頃からは上着が必要だった。そろそろ土産物なんかを購入しとこうかとあちこち物色してまわる。
そこでふっと気付く。金銭感覚がおかしい!?
たとえば3万5000トゥグリクのハット(カシミヤ! なかなかのシルエットの美しさ。よく出来てる!)。日本円にして3500円と十分すぎるほど安いのだが、これを値切って3万トゥグリクにて購入。続いて8000トゥグリクの狼の絵(“蒼き狼”にちなんで)を6000トゥグリクで。4000トゥグリクのサングラスの複数購入を条件にひとつ2000トゥグリクで。
そんな感じでやたら値切って気分良くしているのだが、よく考えると数百円単位の話なのだ。買い物に限らず、タクシー料金にしても、「3000トゥグ」と吹っかけられるところを、何の何の1700! なんてバトルをしょっちゅうしている。
物価が日本の約10分の1ほどだから、実質「数百円」でも気持ちは「数千円単位」のせめぎ合い……。ちょーっと考えちゃったよ、セコいか、俺?
い〜やっ、いいのだ! 今の俺はモンゴル人だから、モンゴル的金銭感覚でいいのだ!!!
それにしても、日本の物価が高いってこと、改めて認識した休日であった。(8月29日)
東京じゃ、まず値切るってことをしないですからね。値段交渉も、つまりはホットなコミュニケーションですな。(T.T.)

