白い霧にかすむ街
朝起きて、カーテンを開けると、そこは見た事のないウランバートルの景色だった。眼下に広がる街から遠くに見える山々まで真っ白で、しかし雪が積もってるのではなく、全体が薄氷に覆われてるといった感じなのだ。「綺麗だよ、モンゴル。フフッ(ちょい悪風)」なんてニヤけつつホテルをあとに。
『KHAAN PALACE HOTEL』は恐らくモンゴルNo.1のホテルなのだが、昨夜、やはりお湯が出ない部屋があったと聞かされ改めて「恐るべしモンゴル!(劇画風)」なんて思いつつ、午前10時30分、『モンゴルニュース』プレスセンターに到着。
まずはここで記者会見。そのあと懐かしの『ウランバートルホテル』でモンゴル内閣官房長官や教育文化長官など政府要人の方々と昼食会。こういった方々と会える機会なんてまずないよなあ。「『蒼き狼』やはり尋常じゃない!」と再確認。
ちなみに、昼間の気温-11℃。天気が良く清清しいが、やはり寒い!
この寒さ、乾燥しているせいか日本のそれとはやや違う。イメージとしては、サラッとした極細の氷粒が漂っている感じで、まとわりついてくるような寒さではない。冷た〜い無色の霧に包まれてるふうって言ったら分かるかな?分からない人は冷凍庫に顔突っ込んでみてくれ。
夜には-25℃にまで冷え込んだ。そう言えば、朝のうちは街には霧がかかっているみたいになっていて、これも冬の風物詩だなあなんて思っていたが、なんとそれはほんとの煙だというのだ。街中の家々や工場からはもちろん、郊外のゲルなどからも吐き出される暖房に使われる石炭の煙が、風向きの関係でウランバートル市内に充満するのだそうだ。
市民の健康に影響はないのだろうか? なんてちょっと心配になった。(1月20日・前編)

